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Japan Drone 2022/次世代エアモビリティEXPO 2022に出展してきました

|お知らせ

↑前日の設営準備の様子

2022年6月21~23日、国内最大級のドローンの展示会。Japan Drone 2022/次世代エアモビリティEXPO 2022 に出展して参りました。
来場者数は三日間で17021人という多くの人が来場し、弊社ブースにも沢山の方に来ていただき本当にありがとうございました!

↓当日の会場の様子

前回は1つのホールのみだったのであまり広さは感じられませんでしたが、今回は2つのホールを使っているので広々としておりとても開放感がありました。

我々のAeroVXR合同会社&株式会社SClabAirの合同出展のブース

多くの大企業が名を連ねる中、非常に小さな企業の我々が肩を並べることはおこがましいことではありましたが、我々のことをもっと認知していただきたい、我々の技術力を伝えたいという想いで今回出展させていただくことになりました。当初は「機体認証・型式認証・ソフトウェア認証」といった言葉は世の中に浸透していない為、一体何名の方に来ていただけるのだろうかと緊張しておりましたが、多くの方に疑問を持っていただきお声掛けして頂いたのでとてもうれしい気持ちでいっぱいでした。今回の出展のミッションを達成でき、我々2社とも大満足の結果となりました。次回も出展の際はよろしくお願いいたします。

ここからは各メーカー様の機体をご紹介します。

まずは入り口に大きく展示されていたTERRA LABOさんの機体。

なんといってもこの大きさ!写真に写る人と比べてみてください。機体の先端はイルカをモチーフにした形をしており、細部にわたるまで非常に美しい流線型で、空力を考えられている構造です。さらに、モーターだけでなくジェットエンジンを搭載した機体もあり、今後に大きな期待が高まります。

お次はド迫力のブースを構えていたSONYさんのブースです。

去年の展示会で初めて公開されて一世を風靡したSONYさんのAirpeakです。まさに空撮をするためだけに作られたといっても過言ではないこの機体。飛行時間の短さがネックではありますが、一眼レフを載せて飛ぶというSONYさんならではのアイデアで今後どんな機体開発をされて行くのか楽しみです!

次は日本鯨類研究所さんのブースになります。

日本鯨類研究所さんは去年も出展されており、主に鯨の観測のため機体を開発されているのですが・・・なんと今回の機体「改5」というさらに改良を重ねたモデル。飛行距離104kmで最高速度160km/hという国内ドローンメーカーではトップクラスの飛行性能を誇ります。これから距離もスピードも伸びていけばとんでもない機体になることは言うまでもありません。今後に期待です。
※余談ですが、純粋に名前がとてもカッコイイので私はとてもお気に入りの機体です。

こちらはGENERAL ATOMICS AERONAUTICALさんのブースです。

弊社のブースの向かいにあるブースさんで、軍事ドローンを主に開発されている会社になります。
航空機タイプのドローンでは多くの飛行実績を持つ大きな会社です。
※ここからは余談です。近年ドローンという言葉をよく耳にするようになった方は非常に多いと思います。そして、ドローンといえば真ん中が箱のようになっていてそこからの棒がでていて、プロペラがついているという機体をイメージする人が9割だと思います。
実はドローンの歴史は皆さんが思っているより古く、イラク戦争(2003年3月20日 – 2011年12月15日)の時に既に実戦配備されていました。その時の「プレデター」というドローンを開発したのがこの会社です。当時は偵察や攻撃も可能な上に撃墜されても死者を出さないため有益な兵器として活躍していました。
残念なことにこういった最新技術の多くは軍事活用から始まることが多いのです。しかし、こういった歴史を経て我々の豊かな暮らしに還元されているという事実も確かなのです。難しい話ですね・・・。

こちらは伊藤忠商事さんのブースです。

1枚目の写真はWingcopter社の最新モデルの機体です。2枚目はSkyDrive社のカーゴドローンになります。こちらのブースは非常に人気が高く、常に人手で溢れていました。(羨ましい)その為あまり綺麗に写真がとれておりません・・・。申し訳ないです。
どちらの機体も輸送という点に着目した様々なユースケースを想定した機体で期待が高まります。

今回は数社でしたがまだまだ紹介しきれないほど素晴らしいコンセプトを持った機体が非常に多くありました。
今後も積極的に調査していきたいと思います。

以上です。ありがとうございました。