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N-PLUSの展示会に行ってきました

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2022年2月4日、空飛ぶクルマに関連する企業が出展するということで、N-PLUSの展示会に参加しました。

この展示会には様々なコンセプトがあり、12種類のジャンルで色んな企業が出展していました。その中で「フライングカーテクノロジー」という分野があり、空飛ぶクルマに関連する部品、素材、ソフトウェアや製造メーカーなどが出展していました。
ドローンには、昔から今に至るまでの技術又はこれから出てくる未来の技術を存分に投入することができる可能性を秘めています。今はまだ関わりのない分野であってもその関係性はいずれどこかで出てくると信じております。なので、こういった色んな接点を持てる展示会は素晴らしいなと感じました。

↑入口の様子。

準天頂衛星システムサービス株式会社による展示の様子。手前にはACSL社が制作したドローンとコラボレーションした機体が展示してありました。

 

「東レ・カーボンマジック社」と「東京R&D社」のブースになります。この写真にあるドローンはコンセプトモデルの「Thinkcer」主翼にプロペラを組み合わせるというとてもクールでスタイリッシュなデザイン。これはプロペラの回転数による制御がシビアなので、今後は技術の発展と共に主流になってくるモデルかもしれません。
「東レ・カーボンマジック社」は名前の通りカーボンによる成形を得意とした企業で、パンフレットを拝見したところ多くの種類の商品を製造されており、今後ドローンの多種多様化していく機体デザインには重宝される企業だと実感しました。「東京R&D社」は、自動車の開発に携わっている企業で現在多くの自動車メーカーが空飛ぶクルマに挑戦しているので、期待が高まります。

ここからは実機展示になります。

こちらはeVTOL JapanのeVTOLになります。ヘリコプタータイプで5人乗りのスケールも想定されており、現状で空にヘリコプターが飛んでいることもあって、実際一番現実味があるeVTOLでした。認証に対するアプローチもスムーズに行えそうです。
※ここからは余談です。普通のヘリコプターじゃないの?って思う方に補足説明をさせていただくとそもそもeVTOLというのは「electric Vertical Take Off and Landing aircraft」の略称であり、頭文字をとって「eVTOL(イーブイトール)」と言います。日本語では「電動垂直離陸機」です。もともと「VTOL」というのはヘリコプターなどを指しますが、その他で有名なのは「Osprey」になります。戦闘機ですと「AV-8B Harrier IIやF-35B」が有名です。(ぜひ調べてみてください。)
原動力が電気で、垂直離陸できるものの総称が「eVTOL」となるわけです。

「有志団体 Dream On」さんのブースです。こちらは実際に乗車してVRゴーグルをつけて体感できるというブースなんですが、凄く目を引くヴィジュアルで興味津々だったのですが、多くの方々が同様に集まってきており、行列になっていたので筆者は体験出来ずじまいでした。また機会があればぜひ体験したいと思います。
こちらの「有志団体 Dream On」さんの前身組織である「有志団体CARTIVATOR」さんはなんと空飛ぶクルマで有名な「SkyDrive社」と共同開発をしており、2020年8月日本初の空飛ぶクルマ有人デモフライトに貢献した実績ある団体です。こういった社会貢献やドローンの認知を広げていくことがドローン市場の拡大、さらには、日本経済の発展につながると思うのぜひ応援していきたいです。

以上です。ありがとうございました。