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航空安全情報自発報告制度(VOICES)

【目的】

国土交通省航空局は、ICAO Annex 19: Safety Management (国際民間航空条約第19附属書 安全管理)の規定に従い、義務報告制度では捕捉しにくい、民間航空の安全に関する情報を幅広く収集するために、航空安全情報自発報告制度 (略称:VOICES:VOluntary Information Contributory to Enhancement of the Safety)を運営している。多くの情報を収集し、それをフィードバックすることは航空の安全向上のためには大変重要なことである。

【運用概要】

この制度の運営は、報告者が不利益処分等を受ける懸念を排除するため、第三者機関(公益財団法人航空輸送技術研究センター:ATEC)により運営されている。当該第三者機関において収集された安全情報については、ヒアリング等を通じ内容確認した後に個人・会社等が特定されないよう秘匿化される。その後、専門家による分析等を実施し、分析結果を公表し、必要に応じて国土交通省航空局に対して安全対策の提言を行っている。
公表された分析結果はVOICESのホームページで閲覧可能。

VOICES HP:http://www.jihatsu.jp/

【VOICESへの報告方法】

1. 航空安全情報自発報告サイト:https://asicss.cab.mlit.go.jp/voluntary/
2. 電子メール
3. ファックス
4. 電話
5. 郵送

航空安全情報自発報告制度(VOICES)の詳細に関しては、 VOICES HPで確認。