シンガポールのドローン関連企業を訪問、実際の現場を見学させていただきました!
2024年10月1日、シンガポールにあるドローン関連企業2社、Singapore Technologies Engineering Ltd(以下、ST Engineering社)、Skyports Drone Services(以下、Skyports社)を訪問し、企業の活動や機体の紹介、実際のオペレーションの様子等を見学させていただきました。
グランドコントロールステーション(GCS)から目視外飛行のオペレーションの様子を実際に見ることができ、ドローンの実運用が進んでいるシンガポールならではの貴重な体験となりました。
また、シンガポールの街中を歩くと、実際にドローンが飛行している様子も見ることができました。
ドローンの活用方法としては、運搬や撮影、警備、計測など様々ですが、実際に事業として運用することで得られる経験を次の開発に活かし、より良い機体やサービスを提供しようと取り組んでいる姿に大きな刺激を受けました。
ここからは、見学の様子を一部お届けいたします!
ST Engineering社 訪問の様子
実際の機体を見せていただきながら、機体の構造やシステムについて丁寧に教えていただきました。
スタッフの皆様、会社訪問の貴重な機会をいただき本当にありがとうございます!
入口には、実際の機体が展示されていました。
展示されていた機体の一部です。この機体と格納庫を同時に使用すると、より効率よく運行させることができます。
目視外の自律飛行を行う場合、オペレーションを開始すると自動で格納庫から飛び立ち、飛行経路通りに飛行したのち、自動で格納庫まで戻ります。格納庫に戻った後は、自動でバッテリーを交換してくれ、5分程で次の飛行が可能とのこと。
この一連の流れをカメラ越しに見学しましたが、見学したAeroVXR社員一同、とても興味津々でした。
Skyports社 訪問の様子
事業の紹介や実際にオペレータが業務を行う場所を見学させていただきました。たくさんの質問にも丁寧に対応いただきありがとうございます!
Skyports社スタッフの方より紹介いただいた事業の一つが、港に停泊している船への物流サービスです。ドローンで軽量で高単価の物品(書類など)をいち早く届けるサービスを提供しているとのこと。日常的に運行されており、ドローンが活躍する社会のイメージがより身近になったように思います。
日本では、ドローンの機体開発や運用面での実証実験が進んでいますが、実際に事業として運行している事例はまだ少ないので、今後さらに増えていくと考えられます。ドローンや空飛ぶクルマ等の新しい航空機が人々の生活に密接に関わり、より良い社会を実現していくために、これからもAeroVXRは多くの企業の皆さまをサポートして参ります!
引き続き、よろしくお願いいたします!